ぶんかの日

naomi_rhcp2004-11-03

今日はぶんかの日なので、超ぶんか的にすごした。
休みの日にしてはめずらしく午前中に起きる。前から行ってみたかった、伊勢崎町にある喫煙具屋(・・・こうとしか書けないな)に行くためだ。しかし私にとって初の横浜。渋谷から東横線で行ってみた。2時過ぎくらいに到着するも、そこのお店は3時開店。伊勢崎モールをプラプラ観光しつつ、ちょうどおなかもすいてきたのでマックに入る。しかしガイジンが多い。特徴的なのは白人ではなくブラックと東南アジア系ばっかりなところだ。前シアトルに旅行したときも思ったが、いろんな人種のなかでいちばんオシャレなのはブラックだと思う。フレンチフライを食べつつ隣のブラックと日本人カップルの会話に聞き耳をたてる。どうやらふたりは夫婦で、彼が彼女の家の和のトラディショナルな年越しイベントにどうしても参加したいが、彼女の家がお堅いのでブラックなガイジンは入れてもらえないらしい。ふーん。 そうこうしてる間にとっくに開店時間が過ぎていることに気づき、再び店へ向かう。いやね、結構感動した。ガラスパイプにすごくちからを入れていて、アートな意味での捉え方に共感。もちろん喫煙するための道具ではあるが、店主のガラスパイプに対する情熱をすごく感じた。いろんな種類があり、それぞれに説明がちゃんと書いてある。ちょっとたずねてみると、どんな安いパイプでもひとつひとつにちゃんと店主の思い入れがあり、それを説明してくれるからさらに感動。結局いろんな細かいものと、スプーン形のカラーチェンジタイプのガラスパイプを購入。満足!!
そのあと品川経由で恵比寿に移動。今日公開の映画「オランダの光」を観るためだ。恵比寿ガーデンプレイス、ちゃんと行ったのは今回がはじめてだ。しかし広い。そして意味不明にデコラティブな建物。えーっと・・。東京写真美術館って初めて入ったけども、結構面白い。そしていつものように最前列のど真ん中で鑑賞。サブカルではなく、オランダの絵画とオランダの光の関係についてのドキュメンタリー映画。少し難しかったが、興味深かった。画家が作品に込めるものとしての特徴が、ドイツ人は歴史、イタリア人は物語、スペイン人は情緒、そしてオランダ人は光。それはオランダの地形と気候が関係していて、ものを見る上で深くかかわる光がオランダ独特のもので、実際目に映る物体にあたる光と、反射光と、それぞれがすごくいいあんばいだから人間の目にいいふうに写る。そしてオランダという国民性もあり、フェルメールレンブラントの時代、彼らはダッチ・ライトだから、という特別な目で(羨望の意味)見られていたらしい。それから後半、モンドリアンフェルメールの共通点とかが特におもしろかった。光と透明感。
 
 
不謹慎かもしれないが。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041103-02136909-jijp-soci.view-001 この絵うける。