聴かれた女

naomi_rhcp2007-01-29

日曜日に山本政志監督の「聴かれた女」の試写会に行ってきた。
私は映画観るの大好きだけどすごく詳しいわけじゃないし上手なレビューみたいのとか書けないけど、今回はすごく作り手側の熱意を感じてちょっとでも応援できたらいいなぁと思ったので、イッパンジンとしての感想を書きたいと思いまして。あらすじとかキャストとか監督に関してはこちら:www.kikaretaonna.com
すばらしかったのはリョウだ。この俳優さんはいい。映画のところどころでおかしくてくすくす笑ってしまったのはもちろんそういう笑わせるところだからだと思うが、この俳優さんの演技でおかしさ倍増。特にゴミをチェックしたりといった普通に考えたらひいてしまうような場面も、このひとのキャラクターと自然な雰囲気で笑えてしまう。自分だって軽く変態なことしてるのに、でもそれは誰だってこんな状況だったらぶっちゃけやっちゃうかもしれないでしょっていう、そういう親近感はきっとリョウがホントに私の友達にもいそうな、エロくて正直ないいやつみたいな感じからだと思う。よくありがちな“いい人役”というのとは全然違って、すごくよかった。
主役の蒼井そらはカワイかった。そして巨乳だった。ブラも巨大。貧乳の私はまずそのブラにびびった。ありゃちっちゃい洗濯ネットには入らないわ。そんでブラを取ったらでっかい鏡餅みたいのがどかーんとついてるわけだ。そこでもう白旗あげたよオレ。 蒼井そらが母親とたいやきを食べながら話すシーン、短い間だけだったけどそこになんか親子の関係っていうか、お金のこととかあってでもあんまり触れずにひたすらたいやきについて話す、あれよかった。あんなに短い場面から、親子というよくも悪くも切れることのないつながりを感じた。 あと最後の方で皐月がひとりでするシーンもよかった。なんだかすごくカワイかった。
話的にはビックリするような展開はないがそんなの別にいらなくて、話が進んでいく過程でいろんな人が出てきたり、リョウの小細工とか、そういうひとつひとつがよかった。ただひとつだけウーンって思ったのは一番最後に皐月が言う「さぁ、はじめよう」みたいな感じのせりふ。あれ、言い方なのかなぁ、どうかわかんないがなんか違和感があった。なんかいかにもせりふっぽすぎて。
観れてよかったです。いろんな画像の入ったCDをもらったが私はこのポスターがすごく好きなので、これをのっけます。