アンジェラアキとあがりた亜紀って似てる

最初に言っておくが、私はアンジェラアキのCDも持ってないし曲は友達がカラオケで歌うのを聞いたことがあるというだけだ。だから彼女の音楽に関しては別にどんなイメージもない。好きも嫌いもない。だからファンのひと怒んないで。
私がアンジェラ・アキに感じる違和感は、あのゴージャスな巻き髪だ。めがねをかけてTシャツにジーンズっていうのが、レコード会社がプロモーションとしてする“自然体”に見せるための演出だと感じさせるのは、あの巻き髪が原因だと思う。ラクだとか機能的だとかそういう理由でめがねをかけるようなひとはそもそも髪なんて巻かないし、可能性があるとしたらスーツを着たキャリアウーマン系とか、もしくはホステスさんが家に帰ってきて部屋着に着替えてコンタクトもはずしたとき、みたいな。ラフな服装にも巻き髪(しかもカンペキに整っている)というのはなんだかアンバランスだ。
たぶんもともと、ゴージャスなスタイルが好きなひとなんじゃないだろうか。めがねにジーンズがうけるならそうするけど、でもあたしこの巻き髪ははずせないわ、っていう。
いいと思うそういうの。そういうこだわり。私にとってのそれはアイメイクだ。ファンデーションも持ってないし眉毛もたまに書かないが、目だけは絶対。使っているマスカラとかはそれこそ安いやつだが、これをしない私は一気におっさん度アップ、「こんばんわ坂東英二です」とモノマネをしたら絶対にウケる自信がある感じ、かつ普段の服装はTシャツにジーンズなだけに、まさに女を捨てている状態に。なると思い込んでいる。これはおそらく私がかつてギャルだったときにしみついた思い込みで、あのときは今よりさらにがっつりマスカラをし、太いアイラインに濃いアイシャドウという天童よしみ状態で、それよりはだいぶ薄くすることに慣れてきたが、やはり全くアイメイクをせずに外出することには抵抗がある。一度しみついた思い込みというのはなかなか変わらないものなのだ。