ドック人間

今日は人間ドックを受けてきた。人生初だ。というわけで報告しマウス。
昨日の晩は9時以降なにも食べちゃだめってことで、9時きっかりまで出来る限り腹にものをいれた。しかしすごいね人間の消化機能は。今朝とか早速ぐーぐーおなか鳴ってて、朝食必須派の私は非常にきつかった。検便とらなきゃいけなかったが、なにも食べないし水もあんまり飲めないしタバコも吸えないしで出るわけねぇじゃん。ばんざーいナシヨ。
まずは身長・体重・視力・血圧・採血。視力はよすぎて(両方2.0)笑われた。私も笑った。そしてやっぱし低血圧、上が100ない。まぁ高いよりよし。
そんで心電図・呼吸機能検査・腹部エコー・検尿。腹部エコーっておなかにジェルつけて機械でぐりぐりやるが、検尿のために朝からオティッコがまんしてるこっちとしてはだね、あっそんなに押さないで、出ちまう、出ちまうよ、ってもう気が気じゃないよ。呼吸機能検査は要は肺活量?普通より全然多いって。しかしこれをほめられたところでどんな役に立つのだろう。
そっからね、レントゲン・眼底検査のあとは待ってました胃カメラ。はじめての胃カメラ。ノドから飲み込むか鼻から入れるか選べたが、私は鼻の穴が小さいのとプラスなんか胃カメラ余裕じゃね?みたいな妙な自信があって飲み込むほうを選択。小学校のときに給食で出たうどんを片方を手で持ったまま片方を飲み込みそして引っぱり出すという恐ろしく下品なワザを自慢げに友達に披露したものだが、ようするにあのうどんがコードになったような感じっしょ?とはじめてなのに全然びびらなかったのだ。 最初ノドに麻酔するとかいってなんかドロドロの葛湯状のくすりを口のなかに入れられた。それを飲み込まないようにノドに貯めたまま上を向いた状態で10分耐える。ハイひとまずこれキツイ。超マズいわけそれ。ドロドロだし。上向いてるからノドの奥に入っていきそうになるが耐えなきゃいかんの。やっと10分経って洗面台で吐き出すともうすでにオエッときた。しかも口ゆすいじゃいけないからキモチワルくて2回オエッ。涙目のままベッドに横になると美人な女医さんが胃カメラらしいものを持ってきた。胃カメラ太てぇ!!しかもなにあのしなりっぷり、絶対超固いんだよ!!太く固く黒いそれを見て震えるナオミ。いやそんなふざけてる余裕はなかったですよ。そっからもうその女医さんはテキパキと胃カメラを私のノドに入れて行き、胃に入ったところで空気をぶわーっと注入。なんか鼻歌でも歌いそうなイキオイで「キレイですねー」とかいって、もう私はその時点で5回くらいオエッとなってて(しかも同時にゲップも出るからゴエェェェッと人間とは思えない音が)もう「ギブ・・・ギブ・・・」と目で訴えたが見ちゃいねぇ。もうねー私こんなにツライとは思わなかったよ。ずるっとカメラを抜いたら胃液がダー。プラス涙がだらだら出ていたので看護婦さんがティッシュをいっぱいくれ、「お上手でしたねー」と注射をがまんしたコドモをほめるように言ってくれた。なめちゃいけないね胃カメラ
胃カメラの衝撃によろよろしながら次は歯科検診。この病院は歯医者も併設されているので人間ドックで歯科検診が。めずらしいみたい。でもあんまり覚えてない、なぜなら胃カメラの後だから。虫歯はなかった。
そしてお食事でございます。院内のレストランに行ってメニューのなかから好きなものを食べていい。なんかさー「どれでも好きなの食べな」ってすごい嬉しいよね。メニューを見たら急におなかへってきて、胃カメラショックから立ち直れることを実感。食べる気まんまんで一番高い焼肉定食にきめた。メニューを開いてから5秒くらいできめた。どんぶりご飯の焼肉定食はもう超ウマくて、ヒマだろうから読もうと持ってきた週刊文春も全く開かないまま黙々と食べた。食べ終わってふと下を見ると甚平みたいな病院パジャマの前がおもいっきりはだけてておっぱいが半分くらい出ていた。
そのあと結果を説明してもらったが若干貧血なことを除きいたって健康。このときも視力のよさを笑われた。私も笑った。そして何か質問はあるかと聞かれたので首のうしろにあるがんぐりおんを見せると、普通に皮膚科に行ってちょこっと切開して取ってもらったらいいよ、結構大きいねぇ、今がとりごろだねぇといわれた。今がとりごろに吹いた。