『地球が静止する日』The Day the Earth Stood Still

観てきた。話がオリジナル版と全然ちがうのね。ネタバレするので観に行くつもりのかたは注意。

  • 最初のほうでジェニファーコネリー演じる学者が政府に連れていかれるところが、かなりワクワクさせる仕上がり。うひゃーこれからなにが起こるんだろうみたいな。最初は超よかった。最初は。
  • ゴートという巨大なエイリアン、ちっちゃい虫みたいなやつでブワーって地球を破壊していくのが最強に爽快。いけいけー
  • ジェニファーコネリーはホントに美しくて、オナラとかしたことあんのかなみたいな。でも無表情もいいとこで、子供をしかるときも感情ゼロ。キアヌリーブス(エイリアン)に人類を殺さないよう何度も懇願するが、私がキアヌだったら全然揺れない。ていうかそんな重要な局面で呼ばれる学者があんな若いわけがない。キャシーベイツはこっちの役やりゃよかったんじゃないか。
  • ていうかその子供、ウィルスミスの息子らしいが、本当に生意気でバカでクソガキな役で、地球なんてどうでもいいからまずこの子供をだまらせろ、とかなりイライラした。まぁ役も悪いがこのコもなんかあざとい感じがして好きになれない。だもんだからお墓の前で泣いても子供である純粋さからっていう感じが全くしなくて冷める。
  • キアヌリーブスは人間の体を手にしたので食事が必要になり途中で1回ツナサンドを食べるが、パンの耳の部分を残してるのがチラっと見えて笑った。エイリアンとはいえおいしいとこだけ食べるのねー
  • しかし最後が意味不明。なんでそんな簡単にやめるのよ。ていうか途中で中国人と話してるときに愛だのなんだの言い出したからいやな予感はしたが、それにしてもあんたこの短いあいだにそんなにすぐ気が変わるなんて。

あんなふうにあっという間に人類が滅亡するとしたら、誰も困らないじゃないか。いいじゃん滅亡しようぜイエーイ。レッツ滅亡。途中でトラックに乗ったカップルが酒を飲みながら「地球最後の日だぜーひゃっほう!」みたいに言って去っていく場面がいちばんよかった。