お正月やすみラスト

今日は2005年初映画。シネマライズjackassを観てきた。
先着でプレゼントありとのことだったので頑張って早起きして初回に行ったのに、ポストカードいちまい、のみ。半笑い。
しかし映画はやばかった。私はSteve-OとRyanがお気に入りなのだが、今回Chrisの株があがった。ビーチで砂でのネタが特に。まわりはふつうにクスクスくらいだったが、私はひとりで大爆笑してしまった。あれってしゃべってる事ってアドリブなのかな。だとしたらChris最高すぎる。あといつものBunny the lifeguardもステキ。
いろんなネタのなかでどうしても観れなかったのは、レモンシャーベットと紙で切るやつ。今回はカメラマンも吐くほど結構グロが多くて、ピーもモザイクもなしで、そりゃR指定だわ、と思った。ウンチとか普通に映してるし。いやー、面白かったー。いっぱい書きたいけどこれから観るひとのためにやめておこう。
思ったんだけど、jackassって元ネタは「たけしのお笑いウルトラクイズ」や「風雲たけし城」や「元気が出るテレビ」や、あと「ガキの使い」なんじゃないか。やってることカブってたりするし。きっとスパイク・ジョーンズは日本のバラエティを観てるんだ。
 
そのあと軽くご飯をたべて、江戸東京博物館へ移動。前から見たかった大水木しげる展に行った。
想像以上の充実っぷりに感激。水木しげるの人生に沿って作品が展示されていたり、作品内で出てくるものが実際飾ってあったり。鬼太郎ハウスがとんでもなくかわいかった。
一番の目的だった原画も超いっぱいある。前から疑問に思っていた着色のしかた、あれはペンで描いたあとコピーをして、そこに日本画の顔料で塗っているらしい。なるほど。
あれだけの人生を送っているひとだからか、作品には愛と誠実さがあふれている。そして平和を願う気持ちがすごく伝わる。たくさんの妖怪にも愛情が注がれているのをすごく感じた。怖くてかわいくてサイケデリックでユーモアがあってピースフルで、本当にすばらしかった。「なまけものになりなさい」というタイトル、深くてやさしい意味が込められているのだ。
2時半ころ会場に着いたが、閉館時間の5時半まででも全然足りなかった。面白かったのが出口にあるグッズ売り場のスタッフのひとり。くじびきコーナーにいたそのおじさんはかなりの水木しげるオタクらしく、いちばんしょぼい景品の妖怪カードの種類について、お客さんに長いこと説明しまくっていた。ひとりひとりそうしてるもんだから、くじびきは進まずに大行列。私もくじをひいてカードをもらったが、むちゃくちゃ熱くて朗らかでいいひとだった。
あー、行ってよかった。
 
明日から仕事だ。頑張っちゃうもんねー。