8日目

naomi_rhcp2005-10-04

パリ行きの電車のチケットを買った。しかし年齢によって値段がえらい違う。25歳以下とそれ以上とでは1.5倍くらいの差だ。しかし私は正直者えへへ(というより小心者)なのでちゃんと29と言いちゃんと買っておいた。
バスにしようかとも考えたが、やっぱ電車にゆられて“世界の車窓から”みたいなのがちょっと旅っぽくてかっこよくね?と思い、とりあえず行きの片道分だけ買った。帰りはロンドンから直行バスに乗るか、それともまたパリ経由にしてブリュッセルとかついでに寄ってくるか、まだ考え中。
チケットを買ったあと、Waterlooplein(ワーテルロー蚤の市)に行った。行ったというより、あてもなくテキトーにぷらぷら歩いてたら着いた。ガイドブックでは読んだことあったが、あーあれがここなのね、と探さずに着いたことがトクした気がして細かく見てまわった。カワイイカウチンやちょっとヒッピーっぽいニット帽が欲しくなってしまったが、値段だけ聞いて帰ってきた。もうちょっと考えよう、いつでも売ってるだろうし。
でもこの蚤の市、なんじゃこりゃっていうものが普通に売っている。どう見てもゴミでしょこれ、みたいな。ボロッボロでくさそうな靴とか、水を吸ってべろべろになった本、使いかけのペンの束。だれが買うんだっていう。面白くって面白くって、笑っちゃいけないとおもいつつニヤニヤしてしまった。 でも大部分はちゃんとしたお店で、古着や古本、大量のレコード、あと軍ものとか電気系の部品とか、骨董品系。かなりたくさんあるから、時間を忘れて見まくってしまった。
小腹がすいたのでニシンを食べつつ(しつこい)、携帯屋へ。シェアメイトが使ってない携帯を貸してくれたので、SIMカードだけ買いに。これでこっちで携帯を使うとき、日本の高い番号使わずにすむ。プリペイドだから使い過ぎにならないし。
 
こっちに来てからよく感じるのは、みんなホントにウインクとかするんだ!という驚き。どういうことかというと:

  • たとえば道歩いててオープンカフェの前とかを通り過ぎるとき、フュ〜ッとかいって短い口笛ふかれたり
  • たとえばベンチに座っててふと見上げると向かいのベンチに座ってるひとと目があったとき、ウインクされたり

いやもう日本人の私はそういうのに慣れてないから、表面的には平静を装ってニコッとしてみたりするが、内心ップーー!とか思ってニヤニヤをこらえるのに必死なわけだ。だってあーた、実際そんなことされてみなさいよ、トキメキとかそういう以前に「まじかよーっ、まじでやるんだーっ、うほーっ」って思っちゃいますって。いつか慣れる日がくるんだろうか。