9日目

naomi_rhcp2005-10-05

昨日のWarterloopleinが楽しかったので、今日は最初ゴッホ美術館に行ったあとその足でAlbert Cuypstraatにある市場に行ってみた。ここもまた面白い。こっちはWarterlooのほうに比べて食品が多く、ホント市場ってかんじ。魚屋や肉屋、その隣に化粧品屋。いろんなニオイがして、アメ横みたいだ。最初はやっぱりニシンを食べて、ちょこちょこと見ながらぶらりと歩くのがホント楽しい。アメ横と違うのは、すごい客引きがいないことだ。ちょっとくらい手にとってみてても何も言ってこない。やる気あんのかーってくらい。そこがいい。
今日はホント天気がよくって気温も高めで、むっちゃくちゃ気持ちかった。少し歩き疲れたのでゴッホ美術館のほうに戻りフレンチフライ(もちろんwithマヨネーズ)を食べながら芝生にゴローンと横になり、あーしかし気持ちいなーと空を見ていると犬に顔のニオイをかがれた。 なんて自由で、なんてハッピーなんだ。孤独を感じる瞬間もあるが、でもそんなのいいのだ。「自由」というのは、ひとにとっていちばん幸せで大切な権利だとおもう。それはもちろん無職が幸せだとかそういうことじゃなく、国の政治の問題とかもあるが、自分で自分のことを決めれるっていうのはホントに重要なことだと、最近おもうのだよナオミさんは。 えぇ、お察しの通り酔ってますが。
出発してまだ10日弱。ひたすら楽しいだけで、当たり前だけどこのぷらぷらが自分にとってどんなだか正直まだぜんっぜんわからない。でも、ハダカで全く知らないところに投げ出された自分を見るのはすごく面白いのだ。そういう時にこそホントの自分がわかるというか、だって私のことを誰も知らない、言葉もよくわからない、チビっこいただの女だ。ひとの趣味やいろんなバックグラウンドは大事かもしれないが、対自分になるとそれもぜんぶ取っ払ってまんなかの芯だけ見るっていうのは結構むずかしいことで、あーだめだ酔ってきたなぁうへへへへへへ。大丈夫安心して、部屋で飲んでるだけだから。
あ、画像はAlbert Cuypstraatの市場のお店のひとつ。まるでナマコのようなピクルス。