10日目

naomi_rhcp2005-10-06

今がんばって長い日記を書いたのに、まちがってコマンドQを押してしまった。しょぼーん。
市場にハマりまくり。今日はDappersmarktというところに行ってみた。歩いて行ったら想像以上に遠くて腰が痛くなった。しかし目的地を見つけたときのあのヨロコビが歩いていくことの大きな意義だ。
そこの市場は聞いていたとおり移民が多い。ほとんどターキッシュじゃないだろうか。屋台で売ってるものもケバブとかそういう系。ウマげだったがそういう気分じゃなかったのでやっぱりニシンを食べた。
ここんとこ市場めぐりをしていて思ったのは、下着屋さんが結構あって、しかし市場のまんなかで山積みにされたセクシーランジェリーwithムッサイ男店員、誰が買うんだっていう。ちょっと見てみようと思ったこともあったが、だいたいの店員さんがジーーーッとこっちを見つめてるわけだ、あのパッチリした濃いぃ目で。選べないってばー。
Dappersmarktに行ったついでにTropen Museumに行ってみた。そこはむかしオランダの植民地だった熱帯地域についての博物館で、なんていうか、怖いのだ。最初入ったときは高い天井や変わった内装におぉーっとおもったが、暗い館内に念仏がかかり、リアルなんだけどちょっとバランスのおかしい蝋人形が並び、当時のお葬式の儀式の映像が流れ、とにかく怖い。平日ということもありほかに人がいなかったので「こえーー」とかつぶやきながら恐る恐る見ていたら突然耳元で声がして超ビックリした。たぶんあのとき15センチくらい飛び上がってたな、私。目を剥いて振り返ると白髪の白人じいさんがニコニコして立っていた。上品で、金持ちオーラがすごい。中国人かと聞かれたのでいや日本人ですというと、最近アムステルダムでやっている中国のお祭りを見てきた帰りだそうで、どうやらアジアに興味があるらしい。そして展示物を解説しながら、自分のことを話し始めた。彼はオランダの植民地だったナントカという国でオランダ人の両親から生まれ、1964年にこっちに来たそうだ。今はデンハーグに住んでいるが、デンハーグは旅する予定はあるのかと聞かれたので、もちろん見たいものがいっぱいある街だから行くよというと、案内するから来るとき教えてと電話番号とeメールアドレスをくれた。来るときは絶対、絶対連絡してねと何度も言われた。おっけーわかった、そのときはよろしくね。