34日目

naomi_rhcp2005-10-30

ベルギーに行ってきた。最初はブリュッセルに2日間、3日目にアントワープに行ってアムステルダムに帰ってきた。
ブリュッセルはまたオランダとちょっとちがって、なんていうかノーンビリした街だ。危険を感じたことはいちどもなかった。やたらでかい王宮の近くの美術館では、古代から近代まですごい数の作品が展示されている。なかでもマグリットがすごくて、嬉しいことにかなりガラガラだったのでゆっくり観てまわった。
あとは、なんといってもビールだ。もう種類がハンパなくてラベルを見てるだけでも楽しい。ビール醸造博物館でちょこっとだけ勉強したあと飲んだビールがまたウマくて。そしてぷらぷら散歩しては飲み、散歩しては飲み。天気もすごくよかったのでオープンカフェ状態のバーで飲むビールがまたウマい。コンビニにずらっと並ぶビールをはじからためしたかったがなにせすごい数なので、あきらめて見たことのないラベルのやつを何本か買って飲んだ。
あとは食べ物がウマい。ブリュッセルでたべたもの:

  • ムール貝(でかいバケツサイズの鍋にいっぱい)
  • ウナギ(青のりみたいなので煮てある)
  • ケバブ
  • チョコレート(Galle)
  • フレンチフライ(なに食べても山盛りついてくる)

ムール貝は最高にウマい。身が大きくてプリップリ。2日連続たべた。ワイン蒸しなのだが、セロリとタマネギとバターが入っていて、あと気分でニンニクとか。あ、初日に食べたレストランでおもしろいことがあった。でかいサイズのビールを頼んだがムール貝をぱくぱくたべながら飲んでたら最初の一杯はすぐ飲み終わってしまったので、違う種類のを頼むとおじさんウェイターに「小さいのか」と聞かれたので「いやいや、またおおきいの」と頼んだ。しばらくするとなぜかショットグラスに入ったビールが来たのでアレ?私英語間違えたかな?っていうかこれはなんだ?すごく強いビールなのか?と一瞬考えて「私おおきいの頼んだんだけども・・・」とひかえめに言うとそのおじさんは爆笑。「冗談だよ」といってカウンターに行きおおきいビールを持って戻ってきた。見るとカウンターのお酒係のひとも笑っている。おっかしくって「びっくりしたよーー」と笑いながらいうとおじさんもクックックックッとずっと笑っていた。帰りぎわ「ありがとー」というと「明日も来てね」と笑って手を振った。
 
アントワープになぜ行ったかというと動物園に行きたかったからだ。アントワープの動物園は遊園地みたいで、クリーンで造りも凝っている。動物の種類はそれほどでもないが、見やすいようにうまいことつくられていておぉーっと感動した。レストランもセルフサービスでウマそうなお肉とかいっぱいあったが、時間がもったいなかったのでパンだけ買ってかじりながらまわった。いちばんよかったのは、ウーン、ふくろうか。すごいおもしろい顔のやつがいて、黒目が小さいもんだから漫画みたいな顔なのだ。あとは体長3メートルくらいありそうなヘビか。胴体は直径20センチ以上はあるだろう。それからコウモリ。本当にドラキュラみたいに、自分で自分を抱きしめるように羽を体に巻いてさかさまにぶら下がっていた。コドモに人気だったのはペンギンだ。ヨーロッパでペンギンはめずらしいのか?
11時くらいから5時前まで動物園にいたあと、外にでて黒いソーセージのホットドックを買い、電車がくるまでちょっとあったので食べながら駅をながめた。アントワープは駅がすばらしい。しかしすっげぇなぁーと時間を忘れてみていてハッと気づくとアムステルダム行きの電車が来ていたので慌ててダッシュした。