84日目

1月から英語の学校に行こうとおもっている。オランダという国は、フルタイムで語学を教えるというシステムがない。だいたいが週2だ。たとえばアメリカとかイギリスとかみたいに1年間語学留学とかいうのはなくて、だから当然語学だけでは学生ビザも出ない。たとえそれが英語じゃなくてオランダ語だろうと。というわけで数少ない語学学校のうち、友達に紹介してもらったところに決めた。今日話を聞きにいってみると、親切そうな女のひとがいろいろ教えてくれた。とりあえず決められた日にクラス分けのためのテストを受けて、同時に申し込みをするみたいだ。
日本人以外の友達もぽつぽつできたが、おしゃべり好きな私は幾度となくもどかしい気持ちになった。まったく意思の疎通ができないわけじゃないが、これでちょっとは冗談言えたりできるようになるかな。
昨日Henkの友達Ryuにその話をすると、「オランダで英語!」と笑ってたから、「いやぁオランダがすきでね、でもオランダ語よりまず始めに英語を勉強したくてね、オランダ人以外のひととも話せるでしょ」と言うとそのほうがいいよみたいなことを言っていた。東京でちょっとだけ英語を教えてもらってたオランダ人Dimitriも、「オランダ語より英語習ったほうがいいよ、オランダ人みんな英語しゃべれるし」と言ってたなそういえば。オランダ人はフランスとかと違って、自国の文化にいい意味でそれほどプライドがないのかもしれない。
 
語学学校に話を聞きに行ったあと、いつものビール屋さんへ行った。空き瓶を換金したあと、冬限定、クリスマス限定のビールを何本か選びレジに持っていくと、うひひひひひひひ
息子「今日選んだのはこれね(笑顔)」
私「うん。」
息子「君はいつもラベルを取っておくんだね(笑顔)」
私「そう。コレクションしてるんだ」
私は飲んだビールのラベルをスクラップしていて、だから換金のために持っていく空き瓶は全部ラベルがはがれているのだ。あぁ、覚えてもらえてるぞ私!・・・そりゃ覚えるか、こんだけ通ってれば。 そのあと息子はなにか言おうとしたが、別のお客さんがハローと来たので会話は終わった。じゃぁ帰りますかと店を出ようとすると、むこうの会話を中断して「ドゥーイ!」と言ってくれた。そのとき確実にてんとう虫のサンバが流れた。