92日目

昨夜は大騒ぎだった。
まず夜中の1時すぎにNicoが私とAlexの部屋をがんがんとノック。「一緒に飲もう！」と。私は起きてたがAlexは明らかに寝ていた。しかしうちらは「いいねぇ！」とNicoの部屋へ移動。3人でビールを飲んだりたばこを吸ったりしながら騒いだ。
途中Nicoが「ぼくは1974年に日本に行って、ヒロヒト（昭和天皇）と食事した」というのでそんなの信じられないよ！と言ったら「じゃぁ証明するよ、ちょっと待ってて」とどこかに電話。「彼に聞いてみろ」と受話器を渡されたのでわけもわからずハローと言ってみると、どうやらNicoはブラジルの親戚の家に国際電話をしていて、電話でしゃべったひとは当時Nicoと一緒に日本に行ったらしい。そしてNicoの言っていたことは本当のことだと証明された。すげー。
3時半くらいになったところでじゃーそろそろ寝るかねとなったが、Alexはスイッチが入ってしまったらしく「もっと飲もうよ、サンタがプレゼントもってきたぜ」とワインを持ってきた。私は笑ってしまったがNicoはしょぼしょぼの目で「年寄りは眠いから寝るよ、ワカモノだけで飲め」と引っ込んでしまった。なのでAlexの部屋に移動し、ふたりで再び飲み出した。Alexはいろんな写真を見せてくれた。彼はゲイなのだが、今まで付き合ってきたひとの写真とか、濃いやつをいっぱい。酔ってたのもあり、かなりおもしろかった。
気がつくと朝の7時半。オランダは7時半でも全然暗いので、朝になってるなんて気付かなかった。