175日目

naomi_rhcp2006-03-20

こにゃにゃちは。おひさしぶり。
最近どうも忙しくて日記書くのをサボっていた。なんで忙しかったかっていうと、えーっと、飲んだりとか、それから、飲んだりとか、あとは、飲んだりとか。まぁそういうことだ。
おとというちの近くのバーの10周年パーティーに行ったわけだが、みんな仮装をしてきていておもしろかった。いちばん笑えたのがイラク出身のおじさんで、なんかギラギラの超ハデなハッピを着ていて「日本風だ」とかぬかす。背中になにか文字が書いてあったので読むと“超おかま爆発”だった。むちゃくちゃウケて意味を教えてあげると「みんなに言わないでね」と言いながら恥ずかしそうに壁際にもたれかかり、それからはずっとそこから動かなかった。なにが面白いってそのおじさんはすごく紳士的なひとで、しゃべり方やしぐさもすごくやわらかく、いつもはちゃんとジャケットを着てるようなひとなのだ。たぶんホントに和風でかっこいいとおもって着てたんだろうが、書いてあることが“Super Gay Explosion”ですから。いやむしろかっこいいかもしれない。
ああそうだ、昨日“Nobody Knows”を観た。すごく悲しい、すばらしい映画だった。あれは実話をモチーフにしてあるみたいだが、どこまで本当なんだろう。もとの事件をよく知らないのでアレだが、(ここからネタバレっす)あのユキちゃんが死んじゃうのとかもホントなのか。女子高生の存在とか、父親にお金もらいにまわったのとか。
あと三池崇史の“Audition”も観た。私が怖いのだめだよって言ってるのに、いや怖くない怖くないっていうから観たわけだが、もちろん全部なんて観れませんでしたとも。しかし三池監督は欧米ですごく有名だ。北野武ほどではないが、想像以上にみんな知っていて、それはただ名前を知ってるだけとかじゃなく、ちゃんと映画自体もたくさん観られている。もしかしたら日本以上かもしれない、この人気っぷり。
 
最近アムステルダムの地理をちゃんと把握してきた。そうするとさらにいろんなお店やバーを発見したりするからおもしろい。ここのすきな所のひとつは、小さな専門店が多いことだ。どういうことかというと、大きなデパートとかお店とかは少ないが、店舗がひとつひとつ小さくて、レコード屋やめがね屋、チーズ屋に酒屋はもちろん、はぶらし屋とかろうそく屋とかポスター屋とか油屋とかベルト屋っていう「こんなものの専門店!」と笑ってしまうようなお店がすごくおもしろいのだ。それぞれのお店がすごく個性的で、「あーここのオーナー、はぶらしを愛しているんだなぁ」みたいな、そういう熱が伝わってくる。