221日目

naomi_rhcp2006-05-05

今日は無料音楽フェスティバルBevrijdingspop www.bevrijdingspop.nl. へ。初ハーレムだったが街はほどよく静かでクリーン。しかし街をしばらく散歩したあと行ったそのフェスティバル会場である公園はもうユルユルのズルズル。老若男女だらっだら。超居心地がよかった。
ステージは2つあり、公園はフジロックでいうレッドマーキーからホワイトステージくらいまでの広さ。結構混んでたがうっとうしいほどではない。食べ物屋台もいろいろで、私はメキシカンを食べた。そしてすごく天気がよかったのでビールがウマいウマい。Dommelschが1杯2EUROで、会場についた4時くらいから帰るまで15杯くらい飲んでしまった。だってみんなバカみたいに飲んでるからついつられてしまう。ホント気持ちかった。
出場バンドのなかではKraak & Smaakしか知らなかったが、もちろん彼らもよかったんだけども、ET Explore MeとMeloManicsという2組がよかった。MeloManicsは友達の友達がキーボードプレイヤーのガールフレンドだという理由で見たが、程よくデジタルなロックっぽい音で、つい頭をふってしまう感じ。メンバーみんな真っ赤なスーツを着てすごいかっこよかった。CD買お。
さんざ飲んで踊ってふと時計を見ると11時半。やべっ、私これから友達の誕生日パーティー行くんだった。ふにゃふにゃとみんなに別れをつげ、電車に乗ってアムステルダムへ。しかし私、結構酔ってたらしい。というのは、アムステルダムに電車がついて降りたのに、なぜかそこがアムステルダムじゃないと思い込み、時刻表を見ていたじいさんににやにやしながら「あのー、アムステルダム行きたいんだけども、どれ乗ればいいのかねぇ」とたずねるとそのじいさんは、この子はなにを言っとるんじゃ、みたいな顔をしながら「ここだよ?」と教えてくれ、そこで私は自分が実は本格的に酔っていたことに気付き、「あーそっかここか!ありがとう」と言うと私のバカさにウケながらウインクで答えてくれた。
駅の横の駐輪場へ自転車をとりに行くと。  ない。ぼくちんのチャリンコがにゃい。あーらーらー。というわけで歩いて友達の家に向かうことに。しかし「隊長!近道発見しました!」とかいって調子にのってずんずん進んでたら迷った。そこら辺のベンチに座って友達に現在地をつげ、迎えにきてもらうことになったので座ったままたばこを吸って待っていると、おそらく10代であろう男の子がビール片手に近づいてきた。よく見ると彼は靴を履いてない。「ぼくそこに住んでるんだ。窓から君が座ってるのが見えたから一緒に飲もうとおもって来た。どこから来たの?日本!クール!ぼくアニメをたまに観るよ」と彼はアニメのせりふをめちゃくちゃな日本語でまねしはじめ、あまりのめちゃくちゃっぷりに爆笑し、しばらく話していると友達が来たのでバイバイした。
誕生日パーティーはなかなか楽しかったが、ナオミさん若干お疲れだったため、3時くらいに帰った。酔っぱらって歩いて夜中に帰るのってひさしぶりだなとおもいながら、あぁそういやもうすぐオランダ離れるんだよな、と気付いて少しさみしくもなった。