18日目

今日はSeattle Pride Festivalに行ってきた。どういうフェスティバルかというと、まぁ要するにゲイ祭だ。
しかしユルいお祭りですよ。いくつかのステージではローカルバンドがずるずると演奏している。お客さんもそう多くはない。全然知らないバンドばかりだから「うわっ私これ見たい！」とガツガツすることもなく、そこらの屋台でタコスとか買ってきて、ステージの前の芝生に寝転んで食べたりしながらひたすらごろごろずるずる。レインボーなフラッグがそこらじゅうにたつなか、踊りたい人は踊り、いちゃつきたいカップルはいちゃつき（ゲイのカップルね）、寝たいひとは寝て、こんなに天気のいい日にたいした目的もなくただずるずるするっていうしあわせったらもう。私もへたくそな音楽をユルユル聴きながら気がついたら芝生でそのまま寝ていて、日陰に寝ていたつもりがいつのまにか日向になっていて、その日差しの強さに目を覚ました。ぐあーしあわせだー。なんだこりゃー。
帰りのバスのなか、日に焼けて火照った腕をさすりながら、なにをしたわけではないけども超しあわせだった一日を思い出しつつ、あーこれでビールが飲めたらなぁと考えた。アメリカでは飲食店や家以外でアルコールを飲むことはだめなのだ。公園なんかもちろんだめっすよ。アメリカ人て酒癖わるいのかねぇ。