めっすぃー

アメリカ人は汚い自宅にも平気でひとを招き入れる。「オレの汚い部屋に入りな!」とかいって笑って言うから謙遜的な意味かと思えばまじで汚いから。いやね、私もかなりぐうたら派なのでコドモのころから部屋は汚くて、学校の引き出しには先週残したパンとかが入ってたりしたが、さすがに他人を自分の汚い部屋に入れることはできなかった。なんだろう、やっぱちょっと恥ずかしくて。
もちろんアメリカ人全員がってわけじゃなくてきっとちゃんとしてるひとのほうが多いのだろうが、なぜか私のまわりは老若男女8割汚い。軽いのからすごいのまで見てはいけないものを見てしまったような気分になるような。
最初は若干ビックリし、まじですかとこっそりウケてしまったが、もうだいぶ慣れてちょっとやそっとの汚さじゃなんとも思わなくなった。むしろ汚いほうが落ち着くというか、キレイにかたした家に行ったりするとすげぇちゃんとしてるなぁと逆にビックリしたり。
この“散らかったままの部屋を見せる”というの、私は部屋とか家ってその人を表しているような感じがしていて、自分のホントのまんなかを見られるのが苦手な私にはわりとハードルの高い行為なのだけども(掃除したら大丈夫)、きったねぇなオイ!と笑ってしまうような部屋によく知らない友達の友達みたいなひとでも招いてしまう開けっぴろげ加減、すごくおもしろくていいと思う。国民性もあるんだろうか。
いいじゃん散らかった部屋。みんなも片付けなんて明日明日。