点心

点心が昔からスキだ。いろんな種類をちょこちょこと食べるのが楽しいし、あのエビ餃子のプニプニの皮とか、ニラ饅頭のニラいっぱい入ってるのとか、シュウマイもウマい(あ、ダジャレになった)。なんかサンフランシスコってけっこうそこらじゅうに点心の店があって、3個で150円くらいで買えて、しかもいっこいっこがわりとでかいので、もうしょっちゅう食べている。
しかし買うときがタイヘンだ。中国人というのは基本的に接客が超強気なので、点心みたいにいろんな種類をちょこちょこといっぱい買いたい場合、こちらもかなり気合いを入れて挑まないとならない。
「あのー、これ2コと、」
「それで?(無表情)」
「そのお粥なんですか?」
「チキン(無表情)」
「じゃあお粥とこれ2コとあれひとつとあのシュウマイ3つ」
「ああ?どれ?これ?・・・(無表情でパックしはじめる)」
ちょっとでも悩んだりすると笑えるぐらいわかりやすく「早くしろよ」という空気を漂わせるので、並んでる間に買うものを全て決めておく。指差すだけじゃわからないような場所にあるものが欲しいときはタイヘンだ。どれがなんていう名前かなんて知らないので、あの横の、いやそっちじゃないほうの横の、とかいってマゴマゴしてるとおばちゃんの眉間にしわがよっていくので、ああごめんなさいあの餃子っぽい形のやつーウワーン、みたいな。
でも帰るときにハブアナイスデーとかいって言ってくれたりするとウワーンありがとうううとか思ってすごい嬉しいーよかったーってなる。新しいSMプレイだろうか。